2018-01-01から1年間の記事一覧
薬局に毎月社会保険支払基金から診療報酬振込明細の案内とともに、レセプト返戻や査定の通知に加えて、突合点検による査定通知が届いています。 ※突合点検における査定とは、処方元医療機関から当該点数分を徴収(レセプト請求額から減額)されることです これ…
過剰在庫(不動在庫、余剰在庫)はまずは返品するのが基本ですが、包装変更品や、冷所保管品、うっかり開封してしまったものなど、返品ができず困りますよね。 それら過剰在庫をグループ内の薬局で使用している店舗に商品移動して使ってもらえば無駄がなくなり…
前回は消費増税と薬価改定について述べました。 ¥pharmalabo.hatenablog.com 今回は薬局の在庫について考えてみましょう。 通常の4月1日実施の薬価引下げ改定なら、改定前になるべく在庫を使い切るようにすべきです。 また、薬価改定なしで消費増税だけを考…
随分久しぶりに記事を書いてます(;^_^A 第4次安倍内閣が発足して、10月の閣議で2019年10月の消費増税に向けての準備宣言がなされました。 これを受けてか中医協での議論に拍車がかかっているようです。 ずばり、消費増税に伴う「薬価改定」と「診療報酬改定…
ブログのテーマ(Excel)とは離れるのですが、しばらく前に自分が苦労した時の事を整理しておこうと思います。 持続皮下注ポンプ用の薬剤を交付する場合、大きく二通りがあると思います。 それは、、、 薬剤師が交換するか、訪問看護師が交換するか ちょっと…
こんにちは。皆さんの薬局では薬価改定に向けて、日々在庫管理に励んでいたことと思います。何が、「物から人へ」なのか頭の中が???だらけで必死に「物」の管理をしている自分が愛おしく感じる季節ですね。(笑) 私も自分の薬局のことで必死で、4月になっ…
分割品購入の適否をExcelでシュミレーションしてみましょう。 下のリンクからサンプルファイルにアクセスして、 薬品名をプルダウンリストから選択(→現薬価、新薬価が反映) あなたの薬局の通常包装品と分割品の仕入れ率(薬価に対しての原価率)を入力 通常…
先日の記事で、薬価改定を控えて通常包装品を発注すべきか、分割品で発注すべきかを考えてみました。 pharmalabo.hatenablog.com この記事の中では特定の医薬品の特定の状況(現在庫数、使用見込み)においての検証だけでしたが、様々なケースを検証するために…
2017年11月に千葉県のウエルシア薬局で医療用医薬品の不正販売についての報道があり、こんな記事を書きました。 pharmalabo.hatenablog.com そして残念なことに先週こんな報道がありました。 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201802/55…
3月の薬価改定に向けて在庫を絞りたいと考えている薬局長が多いことでしょう。 今回は、通常包装品で購入して、何錠か残ってしまい薬価改定を迎えて薬価差が小さくなるのと、3月末に在庫「0」となるように分割品を購入するのと、どちらがお得か考えてみまし…
2月7日(水)に、皆様お待ちかねの診療報酬改定の答申内容が公表されました。 既に公表されていた個別改定項目に具体的な数字が加わった形で厚労省のホームページにアップされています。 その中から薬局に関連すると思われる部分を抜粋しました。 目次 かかり…
今回の診療報酬改定ではかなり薬局への風当たりが強くなっていますね。 「そらそうだよな」なんて思ったりもしますが、メディアの記事など腑に落ちないこともあるので少し整理してみたいと思います。 院内処方の薬価差益が発端? 日本では「調剤」について薬…
調剤報酬改定後、4月から後発医薬品調剤体制加算を算定するためにはこの1~3月の実績で要件をクリアすることが必要になりますが、前回の記事でも触れたように「2段階の要件を維持」になる可能性があります。 その場合、現行の65%、75%から10ポイントずつ上…
こんにちは。昨年の12月18日に次期診療報酬改定の改定率が厚労省から公表されました。 今月末には個別改定項目について煮詰められ、さらに1か月ほどかけて点数が設定されていくことになります。 さて、改定率について見ていきましょう。 診療報酬(いわゆる本…