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【ダウンロード】「医薬品供給不安等に伴う患者紹介に係る案内書」様式4-2

先日の土曜日に、他店舗に応援に入った際に新患で取扱い在庫のない薬が処方された患者さんに当たり、今までは院内処方で、今回新しい薬が処方されることになり院外処方になったとのことでした。

薬がなく取り寄せで対応できるが、月曜日になる旨を話ししたら「それでは困る」ということで、門前薬局を紹介することに。

という流れで店舗スタッフに紹介するときの様式は?と尋ねると、皆ポカーンとした顔に。。。

 

ということで、これは全国的に知らない薬局はかなりあるんじゃないか?と思いを至らせ、Excelで様式を作って提供してみようと思った次第です。

リクエストなんかがあれば、今後様式ダウンロード集みたいなページを展開してみようかとも思っています。

 

ダウンロードはこちら↓↓↓

医薬品供給不安等に伴う患者紹介に係る案内書(4-2).xlsx

 

質問などあればこのページの下部「コメント」欄よりコメントください。

※Microsoft の onedrive を利用しています。ブラウザでExcel様式のファイルが開きますので、ツールバーにある「ダウンロード」ボタンでお使いのPCにダウンロードしてください。
「ダウンロード」ボタンがない場合は「ファイル」タブから「名前を付けて保存」→「コピーをダウンロード」などの手順でPCにダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルは「編集を有効」にして利用ください。

 

データについて

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《緊急掲載》残薬調整に係る調剤時残薬調整加算と調剤管理料まとめ~無料ダウンロード~

6月1日実施の令和8年度診療報酬改定ですが、直前の5月29日金曜日にショッキングな疑義解釈通知が発出されました!

https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001706317.pdf

 

1)調剤管理料について

残薬を調整した場合の調剤管理料についてなんですが、調整後に調剤日数が27日以下となった場合でも28日分以上の調剤管理料1イ(60点)を算定していいことが分かりました。

調剤管理料の改定は今回の”マイナス”改定の目玉で、これまでの内服薬4区分が2区分に集約され、大幅な減点が規定されていました。

 

ここで話題になったのが、『残薬調整』についてでした。
元々30日程度の処方日数の場合に、仮に10日分の残薬調整をして20日分の調剤となる場合の調剤管理料の算定差が、これまでなら60点⇒50点(10点)だったのが、60点⇒10点(50点)となり、改定前より40点も減点ということになります。

これでは日数によっては、薬局側の残薬調整に係るモチベーション低下につながる危惧がありました。

 

そして改定2日前に上記の疑義解釈通知の発出です!

おそらくレセコン各社の対応は間に合う訳はなく、レセコンのバージョンアップ対応がなされるまでは、「お預け」状態にならざるを得ませんが、すぐに薬局内で情報共有と運用周知を図りたいものです。

 

2)6日分以下の調剤時残薬調整加算

この疑義解釈通知では、6日分以下の残薬調整時に加算算定できるための「薬学的専門的な観点による」理由についても例示されました。

・添付文書において服用期間が定められている薬剤について、これまでの処方日数と新たに受け付けた処方箋に記載されている処方日数を通算すると添付文書で定められた服用期間を超えてしまうことが見込まれる場合。 
・次回の診察時の検査結果等により処方内容の変更が見込まれる場合。

そんなことが「薬学的専門的な観点」に該当するんだ・・・という軽い驚きを感じましたが、まあ、そういう事らしいので取りこぼしのないようにしたいものです。

 

ダウンロードはこちらから

次のリンクから、まとめ資料PDFを無料ダウンロードできるようにしましたので、ご活用ください。

202605調剤報酬改定対策まとめ.pdf

 

 

令和8年度(2026年)調剤報酬改定を読み解く!②調剤基本料加算関係

以前の記事では調剤基本料関連についてまとめました。

令和8年度(2026年)調剤報酬改定を読み解く!①調剤基本料関連 - 調剤薬局業務をExcelで快適に PharmaDataLabo

今回は調剤薬局の収益に直結する、基本料の「加算」についてまとめてみます。

 

後発医薬品調剤体制加算⇒地域支援・医薬品供給対応体制加算1へ

2024年10月から長期収載品に係る選定療養費制度が導入され、みるみる後発医薬品の調剤割合が上昇しました。中医協での議論では、「後発医薬品調剤体制加算の役割は終わった」みたいな論調もあり、何かしらの衣替えが必要だったという事だと思います。

後発医薬品調剤率;80%/85%/90%⇒85%

これまで3区分だった後発医薬品調剤率が1区分のみになりました。
さらにこの「地域支援・医薬品供給対応体制加算1」が次に解説する同加算2~5の要件になりました。

今までは後発医薬品調剤体制加算を算定できていなくても、地域支援体制加算を算定することは可能でしたが、今回の改定では後発医薬品調剤率が85%以上でないと、地域支援・医薬品供給対応体制加算2~5が算定できないことになりました。

現在、後発医薬品調剤体制加算1(80%以上)を算定して地域支援体制加算を算定している薬局はピンチです。が、後述の経過措置があるため慌てなくても大丈夫ですが、26年5月~27年4月までの実績で85%以上になるようにしなければなりません。

そして、現在、後発医薬品調剤体制加算算定せずに地域支援体制加算を算定している薬局は経過措置もないため大ピンチです。

ですが、26年6月には算定できなくてもその後3か月実績で85%をクリアできれば届け出ができます!(最速3~5月の実績で6月に届出、7月から翌5月末まで算定)

点数;21点/28点/30点⇒27点

点数はこれまでの85%以上(28点)をベースにすると、1点減の27点に設定されました。これまで後発品調剤に懸命に取り組んで90%以上をキープしてきた薬局にとっては、残念な配点(3点減)となりましたね。。。

 

地域医療への貢献に係る十分な体制

地域支援・医薬品供給対応体制加算1を算定するための施設基準は以下の通り。

  • 特別調剤基本料Bを算定している保険薬局以外の保険薬局であること。
  • 在庫を抑制した結果、他の保険薬局からの分譲を頻繁に受けざるを得ない状況や、卸売販売業者への頻回配送・休日夜間配送・急配に係る過度な依頼を行わざるを得ない状況に陥らないよう医薬品の安定供給に向けた計画的な調達や在庫管理を行うこと。
  • 直近1年間において、他の保険薬局等に医薬品を分譲した実績があること。また、分譲を行った際には分譲に係る伝票又は医療用医薬品の譲渡書を2年間保存すること。ただし、同一グループの保険薬局への医薬品の分譲は、当該実績に含めない。(⇒分譲後2年間保存)
  • 医薬品の供給不安等により、患者が持参した処方箋に記載された医薬品が入手困難な場合は、当該医薬品の在庫を持つ保険薬局を探し、当該保険薬局に予め連絡して在庫を確認した上で、当該患者に当該保険薬局を案内したり、処方医に処方内容の変更可否を照会したりする等、適切に対応すること。(⇒別紙様式4-2を用いること。また、患者から別紙様式4-2を受け取った保険薬局は2年間これを保存すること。)
  • 重要供給確保医薬品のうち内用薬及び外用薬であるものについて、1か月分程度は備蓄するよう努めること(⇒当該保険薬局で直近1年間に調剤した数量から割り出した1か月分の使用数量を備蓄することをいう=調剤しなかったものは備蓄対象外)
  • 個々の医薬品の価値や流通コストを無視した値引き交渉を慎むこと。また、原則として全ての品目について単品単価交渉とすること。(以下のような交渉は単品単価交渉に該当しない)

  • 流通の効率化と安定供給の確保のため、卸売販売業者への頻回配送・休日夜間配送・急配に係る過度な依頼を慎むこと。
  • 厳格な温度管理を要する医薬品や、在庫調整を目的とした医薬品等については卸売販売業者への返品を慎むこと。
  • 医薬品の流通改善及び安定供給の観点から、地域の保険医療機関や保険薬局、医療関係団体と連携し、取り扱う医薬品の品目についての情報共有や、事前の取り決めを行っておくことが望ましい。
  • 直近3月間の当該保険薬局において調剤した後発医薬品のある先発医薬品及び後発医薬品の規格単位数量を合算した数量に占める後発医薬品の規格単位数量の割合が85%以上であること。
  • 後発医薬品の調剤を積極的に行っている旨を当該保険薬局の内側及び外側の見えやすい場所に掲示すること。

特別調剤基本料B、後発品調剤割合85%以上、掲示以外の事項については、

  • 適切に在庫を管理し、
  • 卸に迷惑をかけず、
  • 近隣で医薬品を融通して、
  • 在庫がなくても患者を放流せず責任持て

ということでしょうか。このうち明確なのは
・医薬品分譲実績は必須で、伝票などは「2年間」保存
・患者を他薬局に紹介した際の様式4-2は「2年間」保存
あとは、そういう方向でやってます、という気持ちがあればOKかと思います。

ただし、「在庫無い場合に患者を放流」しない対応については、真摯に、適切に対応する必要があるでしょう。地域薬局としての「矜持」の問題でもありますし、不適切な対応があれば他薬局には知られてしまいますし、そうなると厚生局に通報される可能性もあり得ます。

また、「単品単価交渉」について共同購入に参加している薬局は、共同購入各団体の見解をしっかり確認する必要があります。

 

地域支援体制加算1~4⇒地域支援・医薬品供給対応体制加算2~5へ

地域医療への貢献に係る十分な体制

地域支援・医薬品供給対応体制加算2~5を算定するための薬局の体制などの要件の変更点は以下の通りです。

  • R8.6以降新規開設等薬局;調剤室16㎡以上の面積要件
  • 緊急避妊薬の調剤又は販売を含む女性の健康に係る対応
  • セルフメディケーション関連機器を設置していること。
  •  薬事未承認の研究用試薬・検査サービスを販売又は提供していないこと。

目新しいものとしては、新規開設薬局の面積要件16㎡以上、セルフメディケーション機器の設置、研究用試薬・検査キットの販売不可などでしょうか。

 

セルフメディケーション関連機器とは、下記のうち3つ以上の設置が必要
①体重計
②体温計
③血圧測定器
④体組成計(体脂肪率、BMI等を含むもの)
⑤血中酸素飽和度測定器(パルスオキシメータ)
⑥握力計
⑦骨密度測定器
※①⑥以外は医療機器の承認が必要

簡単に使用できるという観点では、①②③⑤⑥が扱いやすいように思いますし、費用面と設置スペースでは①②⑥あたりが良さそうです。

※Amazonでの費用目安はザックリで①2000円、②1000円、⑥3000円 あたりです

 

「薬事未承認の研究用試薬・検査サービス」については疑義解釈その3問2で触れられましたが、

公衆衛生の向上及び増進の観点から、
・「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)等に抵触するおそれのある、疾病の診断や罹患リスクの判定を行うことができると標榜する研究用試薬又は検査用試薬や、
・医師法等に抵触するおそれのある、疾患の罹患可能性の提示や診断等の医学的判断を行う検査サービス
を指す。

という事になってますが、最近流行りの「尿線虫がんリスク検査」や「薬剤代謝遺伝子検査」などは該当なのか…

重要供給確保医薬品

「特掲診療料の施設基準等…」第92 地域支援・医薬品供給対応体制加算 の1(2)エに
『重要供給確保医薬品のうち内用薬及び外用薬であるものについて、1か月分程度は備蓄するよう努めること。』とあり、更に6(1)に以下のように規定されました。

「1か月分程度は備蓄する」とは、重要供給確保医薬品のうち内用薬又は外用薬の各品目(直近1年間で調剤しなかったものを除く。)について、当該保険薬局で直近1年間(開設から1年に満たない保険薬局については、開設した月からの月数。)に調剤した数量から割り出した1か月分の使用数量を備蓄することをいう。

尚、重要供給確保医薬品は供給確保医薬品のうちA群、B群に指定された医薬品が該当します。供給確保医薬品及び重要供給確保医薬品 別表1・2

 

経過措置

後発品調剤率に関しての経過措置が設定されています。

令和8年3月31日時点で後発医薬品調剤体制加算1、2又は3に係る届出を行っている保険薬局については、令和9年5月31日までの間に限り、1の(3)に規定する要件を満たしているものとする。

経過措置ではないですが、地域支援・医薬品供給対応体制加算2~5の新要件の「調剤室面積が16㎡以上」は令和8年6月以降開局の薬局に適応されます。

なお、開設者の変更などで開設許可を取得し直した場合でも、各厚生局のホームページに公表されている「コード内容別医療機関一覧表」において指定年月日が変更されなければ、遡及指定として扱われるようです。

※M&Aでの許可取得し直しの場合は、一般的にこの「指定年月日」はリセットされます

 

連携強化加算(5点)

令和6年度と変更なし

バイオ後続品調剤体制加算(新)(50点)

バイオ後続品を調剤し、また患者に適切に説明することができる保険薬局の体制を評価するものであり、バイオ後続品(インスリン製剤を除く。)を調剤した場合に算定することができます。

<算定できるケース>

バイオ医薬品の一般名処方⇒バイオ後続品を調剤

バイオ後続品の銘柄処方⇒当該バイオ後続品を調剤

バイオ先行品・後続品の銘柄処方⇒疑義照会にて別銘柄バイオ後続品を調剤

※バイオ医薬品の銘柄処方については、疑義照会なく他のバイオ医薬品を調剤してはいけません!

※インスリン製剤は対象外です

<施設基準>

★バイオ医薬品の調剤実績において、以下であることが望ましい

  • バイオ後続品の存在するバイオ医薬品について、成分ごとに
  • バイオ後続品の調剤数 ÷ (バイオ先行品の調剤数+バイオ後続品の調剤数)が80%以上となる成分数(A)
  • 薬局で調剤実績のあるバイオ医薬品の「成分数」(B)
  • (A)÷(B)が60%以上

あくまで、今回の改定では「望ましい」という要件ですが、医科の一般名処方加算の対象にバイオ医薬品も含まれることになったので、これを機に自店の状況を確認しておきましょう。

★バイオ後続品の調剤を積極的に行っている旨を当該保険薬局の内側及び外側の見えやすい場所に掲示

医療DX推進体制整備加算(月1回10点/8点/6点)⇒電子的調剤情報連携体制整備加算(月1回8点)

★電子処方箋システムによる重複投薬等チェックを行う体制を有することが要件に追加されました。

第95の2 電子的調剤情報連携体制整備加算 1(4)

※現行でも、当日中に電子処方箋管理サービスへの「調剤登録」を行うことが、算定要件であるにも関わらず、一切「調剤登録」の作業を行わない薬局もあります。これらの薬局は、調剤時に患者の診療情報や薬剤情報を閲覧、活用をしていないのでしょう。
改定を機に、算定要件や調剤の流れを確認したいですね。

★レセプト件数ベースのマイナ保険証利用率について

現行の医療DX推進体制整備加算1(70%以上)、2(50%以上)、3(30%以上)⇒ 電子的調剤情報連携体制整備加算30%以上

これまでのDX加算の最低基準になりました。つまりDX加算3を算定していた薬局は何もしなくても2点プラスになり、頑張ってマイナ保険証を推進してきてマイナ保険証利用率が80%を超えていたり、90%に迫ろうとしていた薬局は2点マイナスという、なんとも理不尽な改定内容となっています。

★掲示事項

現行の医療DX加算では令和8年5月31日まで経過措置となっていた、「電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスを活用するなど、医療DXに係る取組を実施している保険薬局である。」旨を、6月1日以降は確実に掲示しておく必要があります。

★医療DX加算からの継続事項

上記以外は現行の医療DX加算の要件が引き継がれます。

在宅薬学総合体制加算1・2

在宅薬学総合体制加算1(30点)

在宅患者に対する薬学的管理及び指導を行うにつき必要な体制の整備が要件ですが、今改定では15点⇒30点に点数が上がり、訪問薬剤管理指導関係の実績が年24回⇒48回にハードルが上昇しました。月4回以上の在宅訪問の実績が必要になります。

体制要件としてはおおよそ変更はありません。

  • 緊急時等の開局時間以外の時間における在宅業務に対応できる体制
  • 緊急時等の対応に係る周知
  • 在宅業務の質向上のための研修実施&外部研修の受講
  • 医療材料および衛生材料を供給できる体制
  • 麻薬小売業者の免許
  • かかりつけ薬剤師に係る届出

在宅薬学総合体制加算2(イ100点)(ロ50点)

在宅患者に対する高度な薬学的管理及び指導を行うために必要な体制が整備されており、かつ高度な薬学的管理及び指導に係る十分な実績を有することが要件で、いわゆる個人宅の患者には2イ(100点)を、それ以外の患者には2ロ(50点)を算定します。今改定で個人宅患者に対して50点⇒100点と点数アップになりましたが、要件のハードルが結構上がってます。

《実績要件》

訪問薬剤管理指導関連の実績について次のいずれかを満たすこと

  • 個人宅;240回以上、個人宅割合が2割超
  • 個人宅;480回以上、個人宅割合が1割超

個人宅最低240回(月20回)、2wごとの訪問が基本だとすると毎月10人の個人宅患者を担当している必要があります。なかなかハードルは高ですね。

一応グラフにしてみました。

次のいずれかを満たす

  • 訪問管理指導に係る麻薬管理指導加算;10回以上
  • 無菌製剤処理加算;1回以上
  • 乳幼児加算及び小児特定加算の合計;6回以上

一般的な薬局で最も現実的なのは麻薬管理指導加算の要件でしょうか。終末期の在宅患者の受け入れが年間に2人ほどあれば10回くらいはすぐに行きそうですが、在宅医との連携が重要ですね。

《体制要件》

常勤換算で薬剤師3名以上

開局時間中は2名以上の薬剤師が常駐し、調剤応需と在宅患者の急変対応が可能

高度管理医療機器販売業の許可

 

実績要件も厳しいですが、薬剤師の勤務体制もなかなか厳しいように思えますね。以前勤務していた在宅件数の多い薬局でも、隣のクリニックの休診日には薬剤師1名勤務のシフトでした。社員を1名あてがうと、他の日に休ませる必要がでてきて外来が回らなくなるのも困るので、パートに勤務してもらうと時給2,500円として8時間x4日/月=8万円/月の人件費増となります。
ペイするためには2イ(100点)だけでも月80回の算定が必要ですが、実績要件が最低月20回となっています。あとは施設在宅患者で月120回の実績があればやっとペイできる計算です。月2回訪問とすると個人宅10人、施設60人の担当が必要です。
個人宅・施設の実績を伸ばす余地がないなら、在宅薬学総合体制加算2の要件を満たすために安易にシフト増員するのは得策ではなさそうです。

 

後発医薬品5点減算

変更はありません。調剤基本料の「注8」に規定する保険薬局に該当するものとして、以下を除く後発品調剤率が50%以下(または前年8月1日時点の届け出未報告)の薬局は基本料から5点減算となります。

  • 処方箋受付回数が月600回以下
  • 先発品変更不可処方箋の受付割合が50%以上

後発品調剤割合の判定は直近3か月の実績で行い、50%以下に該当すれば翌々月から5点減算となります。つまり、6~8月の実績を9月に判定し、50%以下であれば10月から減算となります。(従来の後発医薬品調剤体制加算の届出判定と同様ですね)

前年8月の届け出未報告での減算の場合は、当該報告を行えば翌月から減算はしなくてよくなります。

 

門前薬局等立地依存減算(15点減算)

以前の記事で触れていますので、確認してください。

令和8年度(2026年)調剤報酬改定を読み解く!①調剤基本料関連 - 調剤薬局業務をExcelで快適に PharmaDataLabo

 

まとめ

調剤基本料加算をまとめるとこんな感じでしょうか。

最低点は3点となります。

【ダウンロード】選定療養”早見表2026”できました!!

薬価改定が実施されて間もなく1週間。選定療養費の対象品目も変更になっていますが、皆さんの薬局では対応準備は万全でしょうか?

 

薬価改定&対象品目変更に伴い、これまで通りの品目を調剤しても負担が減るケースもありますが、負担が増えるケースでは特管3ロ(10点)の算定も可能です。

また、新しい「地域支援・医薬品供給対応体制加算1」の算定に絡んで、後発率を増やしたい思惑がある場合は、これを機に後発医薬品への切替えを患者に促したい薬局もあるでしょう。

 

このブログでは、3月に「選定療養費シミュレーション~2026年調剤報酬改定~」の記事で選定療養費のシミュレーションができるExcelファイルを有料公開させていただき、多くの方にダウンロードして頂いています。
2年前の公開から何度かのバージョンアップを経て、1人1人の患者さんの処方内容を登録すればほぼ正確な選定療養費の試算が可能になり、その内容には自信があるのですが、処方内容を登録するのに時間を要するため、忙しい投薬の合間に使うには難があることは否めません。

 

そこで、今年も『選定療養費早見表』を作成しました。

早見できる内容は3点

1)旧薬価⇒新薬価・新対象品 の差額

2)新薬価 差額1/4 ⇒差額1/2 の差額

3)新薬価 差額1/2 ⇒後発品に切り替えた場合の差額

※マイナス表記になっている場合は「安くなる」ということ

用量は3段階に固定

①内服薬、②外用薬、③注射薬のシートに分けて
内服薬については1日用量を「1」「2」「3」とし、
外用薬については処方全量を「5」「10」「50」とし、
注射薬については処方全量を「1」「3」「5」と仮に設定することで、一覧表形式で早見ができるようにしました。(変更もできます)

 

自店採用品の絞り込み可能

「自店YJ」シートに、薬局の採用品YJを貼り付けることで採用品には各シートのYJ列が塗りつぶし表示になるので、オートフィルタの「色フィルター」で絞り込めば、自店採用品のみの早見表になります。

長期収載品に対応する後発品採用の有無も表示

「自店YJ」シートに採用品YJを貼り付けたら、関数を設定したB2セルを選択し、フィルハンドルをダブルクリックするか最下行までフィルダウンしてください。
YJの先頭9桁(一般名コード)が採用品にいくつあるかで、同じ一般名コードが複数ある⇒後発品の採用がある、と簡易的に判定することとし、後発品の採用が”ない”ものについて各シートの医薬品名欄をピンクに塗りつぶし表示できるようにしました。

採用している長期収載品のうち、現時点では後発品の採用がない品目については、患者説明の際に「必ずしも後発品が入手できない場合もある」ことを踏まえた言い回しが必要になりますよね。そのために、後発品の採用の無い品目が分かるように機能追加しました。

予め医薬品卸に後発品が入手できるか相談することも重要です。

負担割合の設定も可能

負担割合については、「0」「1」「2」「3」割を選択できるようにしましたので、各薬局の患者層に合わせて変更し、印刷をして投薬カウンターの脇に置いておくといいでしょう。

シートの保護

シート全体には書式設定、オートフィルタ以外の編集を制限するシートの保護を施していますので、加工・編集したい場合は「シートの保護の解除」をしてください。(ただし、加工後のサポートはご容赦ください)

 

更にこの早見表、アイデア次第でさまざまな活用できるんです。

詳しくはこちら↓↓↓

 

ダウンロードはこちらから

500円で販売いたします。今回のファイルも自信作です!

是非是非薬局現場でお役立てください。

 

「選定療養費シミュレーションPremium」とのセット販売はこちらから↓↓↓

【ダウンロード】選定療養シミュレーション!~2026年調剤報酬改定~ - 調剤薬局業務をExcelで快適に PharmaDataLabo

 

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ファイルを再ダウンロードする際にはcodocへのログインが必要になりますので、購入の際はcodocへの会員登録をお勧めします。(会員登録なしでも購入できます)

※利活用の方法について、「こんなふうにしたいけれど、どう処理すればいいか分からない…」という場合はコメントをお寄せください。

データについて

  • データについては何度か検証を行い万全を期しているつもりですが、おかしな点があればコメント欄にてお知らせ頂けると幸いです。(内容確認の上可及的速やかに修正します)
  • 当サイトから提供するファイルは自己責任の元で利用するものとして、利用によって生じたあらゆる損害に対しては一切の責任を負いませんので、予めご了承の上ご利用ください。
  • 著作権は放棄しておりません。1購入1薬局での利用とさせて頂きます。(薬局内での複製利用はOKです)
  • 提供するファイルに不備がある場合はコメント欄にてお知らせ頂ければ、可及的速やかに修正対応を致しますが、一切の瑕疵責任についてはご容赦ください。

 

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【ダウンロード】調剤管理料シミュレーション!②~2026年調剤報酬改定~

前回の記事で調剤管理料のシミュレーションに必要な「NSIPSファイルの準備」について説明しました。

 

この記事では、いざシミュレーション!ということで、Excelファイルを利用して調剤管理料のシミュレーションについて記します。

Excelを開いてからの手順は簡単4ステップだけ!

⓪<初回のみ>Excelのコンテンツを有効化する

まず、シミュレーションファイルの外部データ接続を有効にする必要があります。

リボンの下部に次のようなセキュリティの警告が表示されますので、「コンテンツの有効化」をクリックしてください。

①NSIPSファイルの入ったフォルダのパス(アドレス)をExcelに登録

次に「A)読込フォルダ指定」シートの案内に従い、シミュレーションしたい期間のNSIPSファイルが入っているフォルダを確認し、そのフォルダのパス(アドレス)を「A20セル」に登録します。

この作業で、Excelに「どのフォルダのファイルを取り込めばいいか」を指示できます。

②NSIPSファイル名の文字列に関する情報をExcelに登録

このシミュレーションファイルではExcelのパワークエリの機能を利用してデータを処理するのですが、NSIPSファイルを取り込む際に重複する処方データについては最新のもののみを取り込むように設計しています。その際に、NSIPSファイル名に含まれる「調剤年月日」「受付番号」を利用するのですが、レセコンによってNSIPSファイル名の規則性が異なる場合がありそうです。

NSIPSファイル名はおおよそ次のようになっているはずです。

ファイル識別用のアルファベットから始まり、調剤年月日、受付番号、更新枝番(修正入力を複数回行った場合にこの枝番が増えていく)の情報が含まれます。

レセコンによっては、調剤年月日の前に「00」があったり、受付番号が5桁ではなく6桁かもしれません。

そこで、
・ファイル識別記号(A,B,D,Uなど)の開始文字番号 (上の例では「0」)
・調剤年月日の開始文字番号 (上の例では「1」)
・受付番号の開始文字番号 (上の例では「9」)
・受付番号の桁数 (上の例では「5」)

の4つの情報を、A30~A33 セルに入力してください。

※クエリでは番号類は「0」からカウント開始することに注意!

③データベースシートでクエリを更新

次に「B)DB」シートを開き、テーブル内のセル上で右クリック→表示されるメニュー(コンテキストメニュー)から「更新」を選択します。

この作業で、Excelに設定したクエリが作動し、①で指定したフォルダ内のNSIPSファイルをExcelに取り込んでくれます。
読み込みにかかる時間はファイルの数にもよりますが、月1500枚程度x1年分で1分はかからないくらいです。

クエリが実行されますが、途中で「プライバシーレベル」のダイアログボックスが表示された場合は、中段にある「このファイルのプライバシーレベルのチェックを無効にします。・・・」にチェックを入れて「保存」してください。

④PivotテーブルシートでPivotテーブルを更新

最後は「C)集計Pivot」シートを開きいくつかあるピボットテーブルのうちどれでもいいのですが、テープル内のセル上で右クリック→「更新」を選択します。

このピボットテーブルは「B)DBシート」のテーブルと接続されていて、B)のテーブルを更新した後にピボットテーブルを更新することでシミュレーション結果が表示されます。

このシートは「ダッシュボード」としてそのまま利用できるように、デフォルトで5つのピボットテーブルを表示しています。

<現在算定状況・改定試算・増減>について

1.月別集計

文字通り月別のレポートです

2.調剤日数別集計

処方日数を7日刻みにして、日数区分別の増減レポートです

3.医療機関別・日数別集計

上記2.のレポートを医療機関別にしたもの

4.調剤日数別剤数比率集計

2.のレポートを剤数の件数で表示し、比率を表したもの

5.日数別・医療機関(上位5件)別集計

4.のレポートを医療機関(上位5件)別にしたもの

 

※「年」についてのスライサーで調剤年を指定できます。

 

勿論ピボットテーブルですので、各薬局で必要な指標を確認するために、ピボットテーブルの項目を様々に変更してみて構いません。
元に戻すのが不安、という場合はデータ取込後一旦上書き保存してから、ピボットテーブルをいじってみて最後は保存せずにファイルを閉じるといいでしょう。

 

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例)3.医療機関別・日数別集計のレポートで医療機関を絞り込む方法

やりたいこと;調剤管理料の多い順に上位5位の医療機関を絞り込む

1)「調剤管理料試算」のタイトル行にあるフィルターボタンをクリック

2)「フィールドの選択」欄が「医療機関名」となっていることを確認し(違っていればクリックして選択)、「値フィルター」>「トップテン」を選択する

3)トップテンフィルターダイアログボックスが開くので、下図のように操作してOKを押します。そうすると調剤管理料の合計が多い順に5つの医療機関のみの表示に絞り込まれます。

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「調剤管理料シミュレーション_NSIPS連携」は1200円で販売いたします。是非お役立てください。

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データについて

  • データについては何度か検証を行い万全を期しているつもりですが、おかしな点があればコメント欄にてお知らせ頂けると幸いです。(内容確認の上可及的速やかに修正します)
  • 当サイトから提供するファイルは自己責任の元で利用するものとして、利用によって生じたあらゆる損害に対しては一切の責任を負いませんので、予めご了承の上ご利用ください。
  • 著作権は放棄しておりません。(社内で複数薬局の試算にはお使いいただけますが、別会社へ提供されませんようにお願いします)
  • 提供するファイルに不備がある場合はコメント欄にてお知らせ頂ければ、可及的速やかに修正対応を致しますが、一切の瑕疵責任についてはご容赦ください。

 

※このファイルでは、漸減・漸増や特殊用法など複数の剤を「継続服用」する場合には対応していません。これらの算定件数が誤差の範囲内として許容できる場合のみファイルを購入してください

 

※※Ⅹ(旧Twitter)で、3月31日まで無料提供キャンペーン?中です。

こちらもCheck ‼ ⇒R8.3.31 終了しました。

 

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《準備編》調剤管理料シミュレーション!①~2026年調剤報酬改定~

2026年(令和8年)調剤報酬改定においては、『プラス改定』という触れ込みでしたがふたを開けると、「どこが?」という言葉が自然と口に出てしまう内容…

とりわけ調剤管理料の改定は、応需診療科や処方医の処方日数方針によっては、大打撃となる内容ではないでしょうか!?!?

 

この調剤管理料改定の影響をザックリ試算する方法が、薬局コンサルさんや薬局専門税理士さんたちのホームページで紹介されています。

この『ザックリ試算』ですが、Excel好きな私からすると、「本当にそれで大丈夫なの?」と心配で仕方がありません。

当薬局でのシミュレーション結果を例示しますが、肌感覚として「短期処方が多い」感覚がない薬局でも年間40万円超の減収となることが分かります。
皆さんの薬局、会社の各薬局の状況をしっかり押さえておきたくなりますよね??

 

ということで、当ブログでは勿論Excelを活用して極力正確なシミュレーションを提供します!

そして正確なシミュレーションのために不可欠なのが、レセコンから出力されるNSIPSファイルです。

まずはNSIPSファイルの準備の仕方についてまとめます。

※NSIPSファイルの準備が問題ない方はこちらから次の記事へ↓↓↓

【ダウンロード】調剤管理料シミュレーション!②~2026年調剤報酬改定~ - 調剤薬局業務をExcelで快適に PharmaDataLabo

 

王道はレセコンベンダーに依頼すること

一番簡単で確実な方法です。

依頼するときは「データ分析に利用したいのですが、NSIPSファイルを出力できるように設定してもらいたい」旨を伝えるといいと思います。

依頼先はサポートセンターではなくベンダーの担当者に相談するほうがスムーズだと思います。

 

出力項目

ベンダー担当者から出力項目をどうするか?と聞かれた場合は「フルで」「最新のバージョンで」と伝えましょう。あるレセコンでは連携先で必要な項目だけ出力できるようになっていたりします。

※例えば、在庫システム連携のために必要なのは「薬剤情報のみ」出力とか、分包機には「処方内容」「患者情報」を出力とか、POSレジには「会計情報」「患者情報」などを出力など、、

 

出力形式

出力形式は主に2通りありますが、今後のNSIPSの活用を見据えて今回依頼するなら「両方」を設定してもらいましょう。

1)任意の期間を指定して任意のタイミングで出力

今回調剤管理料のシミュレーションをするためには、少なくても過去1年分程度のNSIPSファイルが必要です。(例えば2025年1月1日~12月31日など)

2)レセコンで処方入力・処方修正の都度出力するバックアップ形式で出力

調剤関連機器と連携している場合はすでにこの方式で出力されているはずで、処方入力や処方修正の際に「出力帳票」の一つとして設定された項目があると思います。

このファイルがあれば例えば処方入力の修正の履歴が確認できたり、意外に便利です。

現時点で機器連携している数だけ出力用フォルダが用意されているはずですが、新たにフォルダを作成して「バックアップ用フォルダ」としておくといいでしょう。

 

出力先の設定

NSIPSファイルの出力先は普通はサーバーPC内のメーカー(ベンダー)規定の場所とすることが多いです。

この場所をシミュレーションファイルで参照することになりますので、「NSIPSフォルダの場所」をしっかり確認しておくことが重要です。

 

実際の出力

1)任意期間の出力で過去処方分を出力

例えば、2025年1月1日~12月31日 の1年分を出力すれば、1年分の調剤管理料を試算することができます。

レセコンにもよると思いますが、1分で30ファイル(処方箋30枚)くらいの出力速度ですので、1時間で1800枚程度になります。月間1800枚の薬局だと、1年分出力におよそ10時間必要ですので計画的に作業しましょう。

2)バックアップを出力開始した当日までの過去処方を出力

26年4月1日お昼頃にバックアップ出力を開始したとして、当該バックアップには4月1日の午前の分までの情報がありません。そこで、25年1月1日~26年4月1日を指定して過去処方を出力します。出力が完了したら、その「任意出力用フォルダ」にあるNSIPSファイルをCtrl+A で全選択しコピーし、「バックアップ用フォルダ」に貼り付けます。

26年4月1日のお昼頃の分が重複しますが問題ありません。これで25年1月1日以降のすべての処方がバックアップ用フォルダに保存されることになります。

今後Excelクエリでこのバックアップ用のフォルダを参照し、作成日時でソートすることで最新の処方内容をもとにデータ分析が可能になります。

3)レセコンPCにExcelが入ってない場合

レセコンにExcelがインストールされていない場合は、USBメモリなどを利用して、NSIPSファイルの入ったフォルダをまるまるUSBメモリにコピーして、Excelインストール済みのPCで作業する必要があります。

 

いざシミュレーション!

分析するNSIPSファイルの準備ができたら、いよいよシミュレーションです!

次の記事のページ下部からダウンロードファイルを入手し、バックアップ用フォルダなどNSIPSファイルが保存されたフォルダにアクセスできるPCで、シミュレーションファイルを開きます。

①NSIPSファイルの入ったフォルダのパス(アドレス)をExcelに登録

②NSIPSファイル名の文字列に係る情報をExcelに登録

③データベースシートでクエリを更新

④PivotテーブルシートでPivotテーブルを更新

簡単4ステップであなたの薬局の調剤管理料がシミュレーションできますよ!!

 

こちらの記事へ!

pharmalabo.hatenablog.com

 

 

 

【ダウンロード】後発品調剤率シミュレーション!~2026年調剤報酬改定~

2026年度(令和8年度)の診療報酬改定及び薬価改定が告示されて2週間が経過しました。

今回の改定では、従来の「後発医薬品調剤体制加算」が廃止され、「地域支援・医薬品供給対応体制加算1」に再編されました。

この「地域支援・医薬品供給対応体制加算1」を1階として、2階に従来の「地域支援体制加算1~4」が「地域支援・医薬品供給対応体制加算2~5」として据えられました。つまり、「1」の要件を満たさないと、その上の「2~5」が算定できないこととなっています。

 

地域支援・医薬品供給対応体制加算1の要件

イ 地域における医薬品の安定供給を確保するために必要な体制を有していること
ロ 後発医薬品調剤割合が85%以上

【経過措置】
R8.3.31時点で後発加算1・2・3届け出薬局→R9.5.31までは上記ロ(後発割合85%以上)に該当するとみなす

となっています。

2月13日に短冊が公開された時点では、現在後発医薬品調剤体制加算2・3(85%以上)を算定している薬局にとっては、85%以上という要件は難しくないように思えていました。
ところが、3月5日薬価改定が告示され、4月からの新薬価とともに、診療報酬算定上の後発医薬品の区分変更も公開されたんですが、その内容が問題のようで…

 

その内訳は

4月からの薬価改定で変わるもの…
3月まで後発品「3」(GE率に算入)6032品目
→4月以降も「3」5291品目
→4月以降「逆転後発★」636品目 「それ以外」105品目

4月以降後発品「3」となるもの5771品目
 そのうち「逆転後発★」→「3」44品目、それ以外→「3」436品目

 

4月から後発品調剤率にカウントされなくなる品目が700超もあり、その中にアムロジピン、ファモチジン、タムスロシンなどなかなかメジャーな品目が含まれていることから、「後発品調剤率85%維持」に対して一気に自信が揺らぐ事態となっているようです。

 

いざシミュレーション!

ということで、今年も過去3か月の処方実績データをExcelに貼り付けるだけのシミュレーションファイルを作成しました!

  • 後発医薬品調剤率の改定前後の比較
  • 特例的な対応で後発医薬品調剤率の算出から除外できる品目を考慮した後発医薬品調剤率の改定前後の比較
  • 薬剤使用金額(薬価x使用量)の改定前後の比較
  • (参考として)金額ベースの後発品調剤率の改定前後の比較

を確認することができます。

※今改定から「カットオフ値」に係る規定が削除されたため、カットオフ値の算出も割愛しました

必要なデータは、①「YJコード」又は「薬価基準CD」、②「処方数量」の2つで、医薬品名はなくても問題ないです。

※「薬価基準コード」を貼り付ける場合は、「1か月目」シートのA1セルの値を「薬価基準コード」に切り替えてください

単月のデータの貼付けが難しいようなら、3か月合計のデータでも問題ないです。

Excelシートの「1ヶ月目」「2ヶ月目」「3ヶ月目」の各シートのA2セル以下に、貼り付けて「シミュレーション」シートを開くだけです。

 

※実際は公費単独や労災、自費調剤分の処方数は除外されますが、このシミュレーションでは一律に判定することになりますので、あくまで参考としてください

 

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「後発品調剤率・金額シミュレーション2026年版」は500円で販売いたします。是非お役立てください。

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【ダウンロード】選定療養シミュレーション!~2026年調剤報酬改定~

お待たせしました!一昨年に引き続き、2026年薬価改定及び調剤報酬改定に応じた「選定療養費の試算」ができるExcelファイルを作成しました。

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26.4.5 選定療養費早見表を公開し、この ↓↓↓ ページでセット販売とします

【ダウンロード】選定療養”早見表2026”できました!! - 調剤薬局業務をExcelで快適に PharmaDataLabo

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何ができるの?

このシミュレーションファイルで分かることは大きく3つ

  1. 現在(26年3月まで)の保険負担金、選定療養費(GEとの薬価差額の1/4)
  2. 新薬価(26年4月から)の保険負担金、選定療養費(GEとの薬価差額の1/4)
  3. 調剤報酬改定(26年6月から)の保険負担金、選定療養費(GEとの薬価差額の1/2)

 

一昨年(2024年)は選定療養費制度開始まで半年の猶予があり、準備期間としては十分な期間がありましたが、今回は4月には新薬価対応と選定療養対象品の変更があり、6月からは選定療養費がGE最大薬価との差額の1/4から1/2に引上げられます。

 

現在選定療養費を支払っている患者さんの負担がどのようになるのかを把握しておくことは、患者さんに対してはもちろんですが、薬局の戦略立案のためにもとても大切だと思います。

 

シミュレーションファイルの機能

このシミュレーションファイルでできることは3つ

  1. 単剤シミュレーション
  2. 処方シミュレーション
  3. NSIPSファイル連携

一昨年は段階的に機能を追加して公開していましたが、今年は準備期間が短いのでフルサイズのシミュレーションファイルとしました。

 

1)単剤シミュレーション

「単剤シミュ」シートでは、薬品を1品目ずつ指定して、選定療養費などの状況を確認することができます。

薬剤料の算出は当該薬品が1剤1品目で処方された場合として計算します。

速報版で操作感をお試しいただけます。

<速報版>2026改定 選定療養費シミュレーション;無料ダウンロード - 調剤薬局業務をExcelで快適に PharmaDataLabo

2)処方シミュレーション

1剤1品目の処方を前提とした「単剤シミュレーション」に対して、より実際の処方を模した形として、複数剤複数品目が処方された場合で薬剤料・選定療養費の試算ができるようにしたのが、「処方シミュ」シートです。

内服薬は左側、屯用・外用・注射などは右側の枠にレセコンで処方入力をするような要領で薬品を入力すると、薬剤料・選定療養費を剤ごとに試算できます。

シミュレーション結果は次のような表記としています。

選定療養費対象品目すべてをGE最大薬価品に変更した場合と金額を比較できるようにしています。

実は、今回の改定では、薬価改定の影響、選定療養費の対象品目の変更、選定療養費の負担割合の変更などによって、同じ医薬品を調剤したとしても患者負担が減額となるケースがとても多いんです!

つまり、「負担が増えるからGEにしませんか?」のアプローチがほとんどできないと思っておいた方がよさそうです。代わりに「GEならこんなに安くなりますよ」を推せばGE調剤率の向上も図れそうです(薬価改定に伴う後発品の区分変更によって、シン・地域支援の算定に欠かせないGE調剤率85%もなかなか厳しそうな様相です)

3)NSIPSファイル連携

そして、真打登場!のNSIPSファイル連携機能についてです。

処方シミュレーションで薬品をいくつも入力するのが煩わしくて、一発で転記できないかな?とNSIPSファイル連携を思いつきました。

処方入力ごとにレセコンから出力されるNSIPSファイルを、テキストファイルとして開き、コピー⇒貼り付けるだけで試算ができるようになってます。

NSIPSファイルにはバージョンがあり、選定療養に関するフラグ(この薬品は選定療養対象かどうか、が分かる指標)を出力できるのはVER1.6.1~で、現在の最新バージョンはVER1.6.3となっています。

このシミュレーションファイルの機能を最大限享受するためには、レセコンベンダーに「選定療養の試算をしたいからVER1.6.3で出力できるようにしてほしい」と相談ください

NSIPSファイルはレセコンが外部システムと連携している場合は必ず出力される設定となっているはずです。ベンダー担当者にNSIPSファイルのバックアップフォルダの場所を教えてもらったり、新たにバックアップの出力を設定する、任意の期間(日単位)のNSIPSファイルの出力設定をする、などの方法でNSIPSファイルを利用することができます

NSIPSファイルのファイル名はレセコンによって多少仕様が異なるようですが、概ね「識別符号(アルファベット)」「調剤日yyyymmdd」「受付番号」「更新枝番」で構成されています。

ある患者のNSIPSファイルを開きたい場合は、「調剤日」+「受付番号」で確認するといいでしょう。

該当するファイルが見つかったら、ダブルクリックしてテキストファイルとして開きます。すべてを選択するため「Ctrl」+「A」とし、「Ctrl」+「C」でコピーします。

「NSIPS貼付け」シートにある操作案内に従い貼り付ける。

「NSIPS薬剤料計算」シートに切り替えれば処方内容転記されています。

VER1.6.1以前のバージョンの場合はピンクに塗りつぶした各薬品の「患者希望」欄に、選定療養対象(患者希望)の場合は「1」を入力してください

※VER1.6.1以降なら選定療養対象かどうかも転記されます

一応、各薬品の処方数(1日用量)と処方日数を任意に変更することもできます。

3月までと4月以降で、選定療養対象がどうなるのかも明示し、医薬品名も塗りつぶし表示されます。

患者負担割合に応じた、薬剤料+選定療養費の負担合計がどうなるのか、全てを最大薬価GEに切り替えた場合どうなるのかをはっきり分かるようにデザインしました。必要に応じてA4サイズ1枚で印刷できます。

 

ダウンロード販売

今回もこの自信作のファイルをcodoc経由で販売します。

準備期間が短く、いち早く対応していただきたいので、一昨年は1200円で販売した全部入りの「Premium」版を3月末までは500円で販売いたします。(4月以降は1000円程度を予定しています)

 ⇒「Premium」版と「早見表」のセット販売で800円とさせていただきます。

「早見表」についての記事はこちら↓↓↓

【ダウンロード】選定療養”早見表2026”できました!! - 調剤薬局業務をExcelで快適に PharmaDataLabo

 

ぜひ薬局現場でお役立てください!!

また、質問などあればこのページの下部「コメント」欄よりコメントください。

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2026年(令和8年)新薬価 検索ページ

当ブログでは例年、”最強”新薬価リスト!と題して、新旧薬価、後発医薬品情報、基礎的医薬品情報、選定療養費関連情報など現場や本部業務で必要になる情報を網羅して公開しています。

pharmalabo.hatenablog.com

今年は、当該リストに「検索用」シートを設けてみたんですが、更に工夫を加えて、ブログページからそのままブラウザで検索できるようにしました。

 

検索用Excelファイルはこちらからどうぞ↓↓↓

202604新薬価リストWEB検索用.xlsx

※リンクをクリックするとブラウザでExcelファイルが開きますので、検索用セルに検索文字を入力して医薬品を選択してください。

※Excel本体では、入力規則でカタカナ入力を設定しているのですが、ブラウザ版Excelではうまく機能しないみたいです…

 

サーバーを持たないブログで、検索用ページを模しただけですが、うまく機能したらいいなぁと思っています。

 

 

【ダウンロード】2026年4月”最強”新薬価リスト!

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26.4.2 リストに「成分名」欄を追加しました

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《速報!》

今年も薬価改定の季節がやってきました。

例年通り3月5日に診療報酬改定及び薬価改定の告示がありました。

2026年度薬価改定について、診療報酬情報提供サービスに掲載されたデータを基に薬価引下げ率リストを作成しました

ダウンロードはこちら ↓

まずは、とっととダウンロードしたい人にはこちらをどうぞ。。。

202604新薬価リスト.xlsx

※このページ下部の注意事項を確認の上ご利用ください

 

検索用ページはこちら ↓↓↓ 

 

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今改定分から診療報酬情報提供サービスの医薬品マスタの収載内容に変化があり、これまで記載されていた「旧薬価」が記載されなくなってました…
現在適用中の医薬品マスタから、VLOOKUP関数で参照することにしました。

また、今改定から後発医薬品調剤体制加算の算定にあたり、「カットオフ値」に係る要件がなくなったので、新薬価に対応するカットオフ値関連の指標は掲載しません。

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昨年に引き続き、新旧薬価、薬価引下げ率の情報以外に、基礎的医薬品に関する情報や、診療報酬上の後発医薬品に係る情報、選定療養費に係る情報など、おおよそ現場レベルで必要になりそうな情報を網羅しました!

具体的には次の通りです。

項目 説明 出処
レセ電CD レセプト電算コード(6で始まる9桁数字) 診療報酬情報提供サービス
YJコード 個別医薬品コード(英数字12桁) Medis-DC
薬価基準CD 薬価基準収載医薬品コード(英数字12桁) 診療報酬情報提供サービス
医薬品名 レセプトに使用する医薬品名称(規格など補完表示あり)⇔告示名称 診療報酬情報提供サービス
単位 レセプト単位 診療報酬情報提供サービス
新薬価 2026年4月1日からの新薬価 診療報酬情報提供サービス
旧薬価 2026年3月31日までの薬価 診療報酬情報提供サービス
R8.3まで適用のマスタを参照
薬価引下げ率 %。薬価引下げの場合をプラス表記、引上げの場合をマイナス表記 Excelで処理
告示薬価 告示された規格単位での薬価 各先発医薬品の後発医薬品の有無に関する情報
メーカー 個別収載品目:メーカー名 各先発医薬品の後発医薬品の有無に関する情報
告示規格単位 告示された規格単位 各先発医薬品の後発医薬品の有無に関する情報
変更可能基礎的医薬品 かつての後発品で、他の薬品からの変更調剤が可能とされているもの 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和7年4月1日適用)
基礎的医薬品 先発品でも後発品でもない薬品(原則、これらの薬品への変更は認められていない) 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和7年4月1日適用)
統一名収載品 統一名収載された品目には「1」 診療報酬情報提供サービス
後発品情報 診療報酬上の先発品・後発品の情報 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和8年4月1日適用)
GE調剤率除外可能品目 GE調剤率算出の際に除外することができる品目 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和8年4月1日適用)
臨時的なカットオフ値の対象品目 掲載なし  
2025年後発医薬品算定情報 診療報酬上の先発品・後発品の情報 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和7年4月1日適用)
2025年度GE調剤率除外可能 GE調剤率算出の際に除外することができる品目 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和7年4月1日適用)
2025年度臨時的なカットオフ値の対象 臨時的にカットオフ値の分子に含めることができる品目 薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和7年4月1日適用)
GE算出換算係数 レセプト単位薬価÷告示単位薬価  
カットオフ値の対象外 掲載なし  
麻毒覚向 麻薬・毒薬・覚醒剤原料・向精神薬の区分 診療報酬情報提供サービス
GE 告示上の後発品かどうか 診療報酬情報提供サービス
収載方式 個別名収載、統一名収載などの区分 診療報酬情報提供サービス
剤形 内外注歯の区分 診療報酬情報提供サービス
経過措置 25年3月末、9月末、26年3月末までの経過措置期限の情報 診療報酬情報提供サービス
 承認名称 承認名称(同一名称で複数規格が存在するものもある) 診療報酬情報提供サービス
一般名MstCD 薬価収載コードの左から9桁+「ZZZ」の文字で表す 診療報酬情報提供サービス
一般名Mst名称 一般的にレセコンで用いられている一般名 診療報酬情報提供サービス
選定療養区分 選定療養の対象となる長期収載品か否か。また、3月31日までの区分からの変更状況。 診療報酬情報提供サービス
選定療養費対象GE最大薬価 選定療養費の対象である場合、GEの最大薬価 後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養  について
選定療養対象薬価差の1/4 GEの最大薬価との差額の1/4 後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養  について
保険外併用療養費の算出に用いる価格 GEの最大薬価との差額の1/4を引いた、保険適用薬価 後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養  について
選定療養対象薬価差の1/2(R8.6-) R8.6~適用のGEの最大薬価との差額の1/2 Excelで処理
(旧)選定療養対象薬価差の1/4 R8.3までの選定療養費の対象である場合のGEの最大薬価との差額の1/4 後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養  について

今回のソースは、以下の通りです。

 

更に!!!

今回はこれまでの「データベース形式」のシートだけではなく、「検索ボックス」形式のシートを用意しました!

Excelのフィルター操作が苦手な人向けに利用しやすくなればな、という意図ですが、、、

残念ながらWebブラウザのExcelでは機能しないので、下記の通りダウンロードしてご利用ください。(使い勝手などコメントもらえるとありがたいです。)


(26.3.11 検索用ページを追加しました!)

 

ダウンロードについて

※Microsoft の onedrive を利用しています。ブラウザでExcel様式のファイルが開きますので、ツールバーにある「ファイルのダウンロード」ボタンでお使いのPCにダウンロードしてください。ツールバーに「ファイルのダウンロード」ボタンが表示されない場合は、Web版Excelの「ファイル」タブ>「名前を付けて保存」>「コピーのダウンロード」からダウンロードできます。

ダウンロードしたファイルは「編集を有効」にすれば加工ができます。

※利活用の方法について、「こんなふうにしたいけれど、どう処理すればいいか分からない…」という場合はコメントをお寄せください。

 

 

データについて

データについては何度か検証を行い万全を期しているつもりですが、おかしな点があればコメント欄にてお知らせ頂けると幸いです。(内容確認の上可及的速やかに修正します)

※非公開でのやり取りも可能です。本文に「非公開希望」としてメアド登録をお願いします。

なお、当サイトから提供するファイルは自己責任の元で利用するものとして、利用によって生じたあらゆる損害に対しては一切の責任を負いかねますので、予めご了承の上ご利用ください。

 

ダウンロードはこちら ↓

202604新薬価リスト.xlsx