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【ダウンロード】お待たせしました!選定療養費早見表ができました!!

 

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~※R6.7.15 厚労省HPに掲載されたマスタを反映しました~

調剤報酬が改定されてもうすぐ1か月がたちますね。10月から施行される長期収載品の選定医療費制度については、既に患者への案内を開始されている薬局もあるでしょう。

また、この案内(患者説明)に関しては、新設の特定薬剤管理指導加算3ロ(5点)がいつから算定可能なのかなどでSNSもにぎわい、先日の疑義解釈通知でやっと解決しましたね。

さてこの選定療養費制度の開始に伴う案内(患者説明)の際に、窓口負担の増額をどのように説明すればいいか、難しいと思っていませんか?

「どれくらい高くなるの?」の患者からの問いに、全く的外れな回答をして後でトラブるのは困るし…と思っちゃいますよね。

 

このブログでは、3月に「選定療養費シミュレーション用ファイル」の記事で選定療養費のシミュレーションができるExcelファイルを有料公開させていただき、多くの方にダウンロードして頂いています。
何度かのバージョンアップを経て、1人1人の患者さんの処方内容を登録すればほぼ正確な選定療養費の試算が可能になり、その内容には自信があるのですが、処方内容を登録するのに時間を要するため、忙しい投薬の合間に使うには難があることは否めません。

レセコンからNSIPSデータを出力し、まとめて読み込むようなVBAファイルを作ろうかとも考えましたが、結局タイムリーな処理は難しいなと感じていました。

 

そこで、『選定療養費早見表』を作成しました。

用量は3段階に固定

①内服薬、②外用薬、③注射薬のシートに分けて
内服薬については1日用量を「1」「2」「3」とし、
外用薬については処方全量を「5」「10」「50」とし、
注射薬については処方全量を「1」「3」「5」と仮に設定することで、一覧表形式で早見ができるようにしました。(変更もできます)

 

自店採用品の絞り込み可能

「自店YJ」シートに、薬局の採用品YJを貼り付けることで採用品には各シートのYJ列が塗りつぶし表示になるので、オートフィルタの「色フィルター」で絞り込めば、自店採用品のみの早見表になります。

長期収載品に対応する後発品採用の有無も表示(R6.6.24追加)

「自店YJ」シートに採用品YJを貼り付けたら、関数を設定したB2セルを選択し、フィルハンドルをダブルクリックするか最下行までフィルダウンしてください。
YJの先頭9桁(一般名コード)が採用品にいくつあるかで、同じ一般名コードが複数ある⇒後発品の採用がある、と簡易的に判定することとし、後発品の採用が”ない”ものについて各シートの医薬品名欄をピンクに塗りつぶし表示できるようにしました。

採用している長期収載品のうち、現時点では後発品の採用がない品目については、患者説明の際に「必ずしも後発品が入手できない場合もある」ことを踏まえた言い回しが必要になりますよね。そのために、後発品の採用の無い品目が分かるように機能追加しました。

予め医薬品卸に後発品が入手できるか相談することも重要です。

負担割合の設定も可能

負担割合については、「0」「1」「2」「3」割を選択できるようにしましたので、各薬局の患者層に合わせて変更し、印刷をして投薬カウンターの脇に置いておくといいでしょう。

 

シート全体には書式設定、オートフィルタ、並べ替え以外の編集を制限するシートの保護を施していますので、加工・編集したい場合は「シートの保護の解除」をしてください。(ただし、加工後のサポートはご容赦ください)

(セルをロックしたままでの並べ替えはできませんでした。すみません)

 

ダウンロードはこちらから

500円で800円で販売いたします。是非薬局現場でお役立てください。(R6.9.5より値上げしました)

質問などあればこのページの下部「コメント」欄よりコメントください。

※Microsoft の onedrive を利用しています。ブラウザでExcel様式のファイルが開きますので、ツールバーにある「ダウンロード」ボタンでお使いのPCにダウンロードしてください。

ダウンロードしたファイルは「編集を有効」にして、シートの保護を解除すれば加工もできます。

※利活用の方法について、「こんなふうにしたいけれど、どう処理すればいいか分からない…」という場合はコメントをお寄せください。

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