薬局とは全然関係ないのですが、先日6年契約していたauからLINEモバイルに転向しました。
回線の変更にあたって、各社の料金プランを比較し損得を判断するために、Excelが有効でしたので、紹介しておきますね。
現在のプラン
元々ソフトバンク一筋(東海デジタルホン⇒ボーダフォン⇒ソフトバンク)で17年ほど利用していたのですが、会社の携帯がソフトバンクからdocomoに変わったタイミングで、自宅の光回線でスマートバリューが対象だったこともあり、2012年12月にガラケーからiPhone5に夫婦で変更しました。
そして2014年11月頃にiPhone6に機種変更して、端末代金を払い終えた後、ぴたっとプランが始まってからプラン変更して今に至ります。
現在は、次のような利用度でした。(端末は支払いが終了しています)
私:ほとんどが家と職場のWi-Fi環境で使用、通話はあまりなくほとんどが家族通話
ぴたっとプラン(~1GB)&スーパーカケホ
月額:3480円-500円(スマートバリュー)=2980円
妻:パート先まで自転車通勤の間音楽ストリーミング、パート先ではWi-Fi利用できない。PTAなどの連絡含め5分以上の通話を月に5~10回ほどする。
ぴたっとプラン(~3GB)&カケホ
月額:6480円-1000円(スマートバリュー)=5480円
夫婦でおおよそ、2980+5480=8,460円 が毎月の料金でした。
5分かけ放題とかけ放題、どちらがお得?
auでは、通話し放題が2プランあります。
5分かけ放題の「スーパーカケホ」と、時間制限なしのかけ放題の「カケホ」ですが、差額は1000円です。
スーパーカケホで5分超過した場合の通話料は、30秒20円となっていますので、
1000÷20×0.5分=25分
5分超過後の通話がトータル25分以上あるなら「カケホ」がお得となります。
10分の通話が5回あるならカケホにすべしです。
交換の動機(iPhoneと添い寝)
4年前に購入したiPhone6はストレージが16GBで、アプリや写真が思うように入れられなかったことに加え、バッテリーの挙動がおかしくなってきて、普段使いにも支障が出始めたため機種変更を検討し始めました。
バッテリーの挙動不審は1年位前に始まりました。寝る前にフル充電したはずなのに朝起きたら電源が落ちていて、充電しようとLightningケーブルを挿した瞬間に「90%」の表示になったり、ある日ついにLightningケーブルを挿してもなかなか電源が入らない状態となりました。
いろいろWebを検索してみて、「ケースから外して、裏面を手の平でこすり続けるといい」というのを信じて10分ほどで電源が入りほっとしました。
そしてある時、「寒さ」がバッテリーの挙動をおかしくしていることに気づきました。
夏場は何ともなかったのですが、18年の冬になってまた「ぬくもりを求める」スマホとなり、夜は枕元ではなく脇に抱えるように添い寝をしないと朝までバッテリーが持たない状態でした。
appleのバッテリー交換プログラムに申し込めば18年中は安くなることも知っていましたが、バッテリーの在庫不足などで時間がかかることもあり、機種変更を決意しました。
選択肢としてはauで機種変更するか、2年縛りの更新月の1月2月にMNPするか、と考えました。
iPhone6のSIMカードはSIMフリーのiPhoneには使えない
11月頃から検討していたのですが、バッテリーがいよいよダメになったら、どうせSIMフリーのiPhoneにするなら早く買っちゃって、iPhone6のauのSIMを新iPhoneに入れちゃえば、とりあえずauのiPhoneとして使えるんじゃないの??と思いました。
しかし、auのiPhone6のSIMはVoLTEには正式に対応してないらしく、特殊な3G用のSIMになっているらしく、新iPhoneに使用するにはauにSIM交換を申し込まないといけないらしいことが分かりました。
なので、1月まで粘るしかない!と添い寝をすることにしました。
各社プラン比較
機種変更を決意したので、どんな選択肢があるのかを調べ、それぞれの長短所を把握しなければ次には進めません。
ということで、Excelで表を作成し、各社ごと月額料金、端末料金を縦に並べ、横には月数を並べて、2年、3年、4年経過の総支払額を関数を利用して求めます。
最近は月単位で割引が行われるので、面倒くさいですが、分かりやすさも大事ですので横軸の月数は1か月ごとにします。
端末代金
まずはiPhoneの買い替えについて、機種を決めないと価格シュミレーションもできないので、新iPhoneの機種を私:iPhone XR(64GB)、妻:iPhone8(64GB)に変更することとします。
まずapple storeでSIMフリーのiPhoneを購入する場合
auで機種変更で購入する場合
iPhone8の価格差が大きいですね。
softbankでは他社iPhoneの下取りは通信料からの値引き(24分割)となりますが、ここでは4年間通しての料金として端末代金から割引として算出しました。
docomoは24分割の設定です。何と圧倒的なお得度です!!
ここまではdocomoの圧勝ですが、次は通信料金を検討します。
通信料金
私はデータ通信が1GB程度あれば良くて、妻はデータ3GB、5分以上の通話の回数が月10回はあるので、各社のプランで丁度よさそうなもので比較します。
まずは大手3社のプランを比較しましょう。
※現在固定回線はKDDI系の光回線のためauのみスマートバリューを計上します
docomoは端末では圧倒的にお得でしたが、通信料では最も高くなります。
端末代金の支払合計(4年間使用として)で、docomoは他社よりXRで6~7万円、8で7~8万円もお得に購入できますが、通信料でauと比較すると2年間で約6万円、4年間で11万円も高いので端末と合わせると4年ではauの方が約4万円安くなります。
auのぴたっとプランには、かけ放題のない「シンプル」プランもあります。
ぴたっとプラン「シンプル」は上図のようにスマホ応援割の対象外で、1GBではスマートバリューも対象外のため、スーパーカケホの方がお得です。
次に、3GB+かけ放題を比較しましょう。
softbankは2GB以上の利用はウルトラギガモンスター50GBを推奨している通り、2GB以上ではギガモンスターと同価格となっています。
ここでは圧倒的にauに軍配が上がります。
格安SIMの通信料
それでは格安SIMの通信料を見ていきましょう。ここでは、「1GB+通話はあまりしない」にちょうどいいプランを選びます。
代表として、LINEモバイル、BIGLOBEモバイル、UQモバイルの料金を見てみます。
UQモバイルは通話料込のプランのみになっているので5分かけ放題を選択しています。
データ1GB以内で済むならLINEモバイルがお得です。
格安SIM各社専用の電話アプリから発信すると、だいたい大手の半額(10円/30秒)で通話できるのに加えて、LINEモバイルではLINEの無料通話が使い放題となっています。
今どきスマホを持っていてLINEを利用していない人もあまりいないでしょうから、LINEで電話しちゃえばいいんです!!
他にも格安SIM各社のプランを比較してみましたが、この使用状況で比較するとLINEモバイルが一番お得という結果になりました。
みなさんも、いろいろ比べる際にはExcelで表を作成する分かりやすくなるので、トライしてみて下さい。