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お金の話

【ダウンロード】選定療養費シュミレーション用ファイル

先日は、長期収載品の選定療養費制度が始まったらどうなるか、今先発品をっ希望している患者の負担金がどの程度あがるのかについてのシュミレーション用シートの作成方法に関しての記事をお届けしました。 Excelが苦手な方は、とりあえず使えるファイルを手…

【ダウンロード】2024年4月”最強”新薬価リスト!

2024年度診療報酬改定に伴う薬価改定について、診療報酬情報提供サービスに掲載されたデータを基に薬価引下げ率リストを作成しました。 なんと今回は、新旧薬価、薬価引下げ率の情報以外に、基礎的医薬品に関する情報や、診療報酬上の後発医薬品に係る情報な…

2024年4月新薬価告示!在庫絞るべきリスト

3月5日(火)に新薬価が告示され同日診療情報提供サービスのサイトに「医薬品マスター」として公開されました。 一覧はこちらから↓ それでは2024年薬価改定の中身を見ていきましょう。。 薬価引下げ率影響上位品目(先発品) 今回の改定で25%以上の引下げとなっ…

長期収載品の選定療養をシュミレーションする方法

~Excel関数の式を訂正しました(2024.2.28)~ 前回の記事では、2024年10月から適用される「長期収載品の選定療養」について、適用の範囲とその影響について述べました。 今回は、第2弾として選定療養が適用された場合、先発品を希望する患者の窓口負担がどの…

長期収載品の選定療養制度が始まる!

2024年6月改定の診療報酬の答申が2月14日に公表されました。 1月26日の短冊公表の時点で、長期収載品に係る選定療養費制度の導入が明らかになっていました。 個別改定項目の中で 【Ⅲ-9 医薬品産業構造の転換も見据えたイノベーションの適切な評価や医薬品…

薬局のインボイス制度を考えた①

2023年10月1日よりインボイス制度が始まりました。 薬局界隈では、医薬品の流通困難が続いている中、他薬局からの小分け譲渡に対して、相手先が「インボイス事業者」かどうかを気にするとか、しないとか、、という話題が持ち上がっているようです。 という訳…

契約社員からの転職備忘録<薬剤師が初めて失業保険をもらう話>

契約社員を1年間の契約期間満了で退職し、1か月の失業期間を挟み転職が決まりました。 人生で初めて失業し雇用保険(いわゆる失業保険)のお世話になることになったので、今回はその経緯と雇用保険給付の段取りなどをまとめてみようと思います。 退職の経緯 …

2022年4月新薬価告示!在庫絞るべきリスト

暦の関係か、例年より1日早い3月4日(金)に新薬価が告示され同日診療情報提供サービスのサイトに「医薬品マスタ」として公開されました。 一覧はこちらから↓ pharmalabo.hatenablog.com それでは2022年薬価改定の中身を見ていきましょう。。 薬価引下げ率影響…

2021年4月新薬価告示!在庫絞るべきリスト

2021年4月からの新薬価が3月5日に告示され、同日夜に診療報酬情報提供サービスのサイトに掲載されました。 薬価基準に係る医薬品の一覧はこのサイトから入手するのがベストだと思います。くわしくはこちら pharmalabo.hatenablog.com 今後は毎年薬価改定とな…

【ダウンロード】2021年4月薬価引下げ率リスト

2021年度診療報酬改定に伴う薬価改定について、診療報酬情報提供サービスに掲載されたデータを基に薬価引下げ率リストを作成しました。 今年はリストに、厚労省ホームページにある後発品情報(0:基礎的医薬品、1:後発品のない先発品、2:後発品のある先…

2020年4月新薬価告示!在庫絞るべきリスト

2020年4月からの新薬価が3月5日に告示され、同日夜に診療報酬情報提供サービスのサイトに掲載されました。 薬価基準に係る医薬品の一覧はこのサイトから入手するのがベストだと思います。くわしくはこちら pharmalabo.hatenablog.com 3月末に棚卸を控えてい…

薬局長目線でポイント解説①:令和2年度(2020年)診療報酬改定

2月7日(金)に、皆様お待ちかねの診療報酬改定の答申内容が公表されました。 1月29日に公表されていた個別改定項目に具体的な数字が加わった形で厚労省のホームページにアップされています。 令和2年度診療報酬改定について その中から薬局に関連すると思わ…

薬局長目線でポイント解説③:令和2年度(2020年)診療報酬改定

2月7日(金)に、皆様お待ちかねの診療報酬改定の答申内容が公表されました。 1月29日に公表されていた個別改定項目に具体的な数字が加わった形で厚労省のホームページにアップされています。 令和2年度診療報酬改定について その中から薬局に関連すると思わ…

薬局長目線でポイント解説②:令和2年度(2020年)診療報酬改定

2月7日(金)に、皆様お待ちかねの診療報酬改定の答申内容が公表されました。 1月29日に公表されていた個別改定項目に具体的な数字が加わった形で厚労省のホームページにアップされています。 令和2年度診療報酬改定について その中から薬局に関連すると思わ…

新薬価告示!!在庫絞るべきリスト

2019年10月から適用される新薬価が、8月19日に告示されました。予想していた9月5日前後より半月以上も早かったのでびっくりしています。 今回の薬価改定は19年10月1日の消費増税に対応するものなのですが、普通に考えれば1.85%(=1.10÷1.08)の増額にすればい…

薬局の不正は大手調剤薬局・ドラッグストアだけの問題か??①

今年も保険薬局が関係する「不正」問題がネットを賑わせてしまってますね。 以前、【医療用医薬品の不正販売】として記事を掲載しましたが、今回はより本質的な部分を考えてみたいと思います。 1)薬歴管理料の不正請求と虚偽報告について まずはこちら、 …

auからLINEモバイルに転向しました

薬局とは全然関係ないのですが、先日6年契約していたauからLINEモバイルに転向しました。 回線の変更にあたって、各社の料金プランを比較し損得を判断するために、Excelが有効でしたので、紹介しておきますね。 現在のプラン 元々ソフトバンク一筋(東海デジ…

2019年10月の診療報酬改定はどうなるの?

昨年12月17日の大臣折衝で、今年の10月に予定されている消費増税に伴い、医療機関等で仕入に係る税額の増大を補填するために、同時期に診療報酬改定の実施が決定しました。 改定率は、 診療報酬本体 0.41% 医科 0.48% 歯科 0.57% 調剤 0.12% 薬価 医療材料 ▲…

妊婦加算凍結 復活はあるか?

2018年終盤に、世間を賑わせた診療報酬の「妊婦加算」について皆さんはどう思われましたか? 厚労省は2018年末に2019年1月1日からの妊婦加算の算定停止の措置を通達しました。 本来の目的・意味 いろいろワイドショーなんかでも取り上げられていますが、簡単…

突合点検のデータベース化と実際の査定内容

薬局に毎月社会保険支払基金から診療報酬振込明細の案内とともに、レセプト返戻や査定の通知に加えて、突合点検による査定通知が届いています。 ※突合点検における査定とは、処方元医療機関から当該点数分を徴収(レセプト請求額から減額)されることです これ…

超簡単!! グループ店舗の在庫状況を把握する方法

過剰在庫(不動在庫、余剰在庫)はまずは返品するのが基本ですが、包装変更品や、冷所保管品、うっかり開封してしまったものなど、返品ができず困りますよね。 それら過剰在庫をグループ内の薬局で使用している店舗に商品移動して使ってもらえば無駄がなくなり…

2019年10月の消費増税と薬価改定で9月の在庫は絞るべきか?

前回は消費増税と薬価改定について述べました。 ¥pharmalabo.hatenablog.com 今回は薬局の在庫について考えてみましょう。 通常の4月1日実施の薬価引下げ改定なら、改定前になるべく在庫を使い切るようにすべきです。 また、薬価改定なしで消費増税だけを考…

2019年10月の消費増税と薬価改定

随分久しぶりに記事を書いてます(;^_^A 第4次安倍内閣が発足して、10月の閣議で2019年10月の消費増税に向けての準備宣言がなされました。 これを受けてか中医協での議論に拍車がかかっているようです。 ずばり、消費増税に伴う「薬価改定」と「診療報酬改定…

薬局の棚卸 楽にしませんか⁉

こんにちは。皆さんの薬局では薬価改定に向けて、日々在庫管理に励んでいたことと思います。何が、「物から人へ」なのか頭の中が???だらけで必死に「物」の管理をしている自分が愛おしく感じる季節ですね。(笑) 私も自分の薬局のことで必死で、4月になっ…

薬価改定に向けて分割品購入にすべき?Excelで考えるとこうなる!

先日の記事で、薬価改定を控えて通常包装品を発注すべきか、分割品で発注すべきかを考えてみました。 pharmalabo.hatenablog.com この記事の中では特定の医薬品の特定の状況(現在庫数、使用見込み)においての検証だけでしたが、様々なケースを検証するために…

薬価改定に向けて分割品購入はお得か?

3月の薬価改定に向けて在庫を絞りたいと考えている薬局長が多いことでしょう。 今回は、通常包装品で購入して、何錠か残ってしまい薬価改定を迎えて薬価差が小さくなるのと、3月末に在庫「0」となるように分割品を購入するのと、どちらがお得か考えてみまし…

薬局長目線の解説:2018年(平成30年)診療報酬改定内容が決定!!

2月7日(水)に、皆様お待ちかねの診療報酬改定の答申内容が公表されました。 既に公表されていた個別改定項目に具体的な数字が加わった形で厚労省のホームページにアップされています。 その中から薬局に関連すると思われる部分を抜粋しました。 目次 かかり…

毎年薬価改定になると、薬局はどうすればいい??

========================= (H30年11月追記) 2019年10月の消費増税に合わせての薬価改定の議論が熱を帯びています。 こちらもご覧ください。 2019年10月の消費増税と薬価改定 - 調剤薬局業務をExcelで快適に PharmaDataLabo ==…

薬価差益で考えるAG(オーソライズドジェネリック)の採用

先に発売されるAG(オーソライズドジェネリック)と、後で発売される他メーカーのジェネリックのどちらを採用したらいいか悩みどころですよね。 一番重要なポイントは、 現在算定している後発医薬品調剤体制加算が維持できるか になるでしょう。 これについて…

オルメテック・クレストールのジェネリック採用で悩むこと

AGと他のGEで薬価差益はどれくらいの差があるの?? 東海地区で登録販売者試験の合格発表と試験問題の公開があったので、そちらの方に手がかかっていて、随分間があいてしまいました。 9月にオルメテックとクレストールのオーソライズドジェネリック(AG)が…